








■BIOGRAPHY
立野竜一 グラフィックデザイナー、カリグラファー、タイプデザイナー 1964年生まれ。 筑波大学芸術専門学群視覚伝達デザインコース卒。 7年間グラフィックデザイン会社勤務の後、フリーランスのグラフィックデザイナーとして独立。 ドイツのカリグラファー、ヘルマン・ツァップ氏の16ミリフィルムを観て強く影響を受ける。 タイポグラフィーを活版印刷工房の嘉瑞工房から、カリグラフィーを MG(ミュリエル・ガチーニ)西欧カリグラフィースクールで学ぶ。 2003年に最初の書体デザイン“Pirouette(ピルエット)”で、 International Type Design Contest のディスプレイタイプ部門 1st prise を受賞、 2004年にライノタイプ社からリリースされる。 2005年 “Pirouette” が Type Directors Club の “Certificate of Excellence in Type Design” に選ばれる。 2006年 国際書道連盟展でカリグラフィー作品が特選受賞。 2011年 アメリカのカリグラファー John Stevens 氏との共同開発で、氏の平筆ローマン体を書体化した “Stevens Titling(スティーブンス・タイトリング)” をライノタイプ社からリリース。 2011年 “Pirouette” が ATypI の Letter.2 2011 Award で、この10年の優秀書体の一つに選ばれる。 2011年から、版画工房 Zabo house でビュランによる木口木版と銅版印刷を学ぶ。■雑誌掲載
2003年 『Letter Art Review』誌 Vol. 19 No. 1に作品1点掲載。 2005年 『アイデア』308号に、“ピルエット―カリグラフィの修練に基づいた書体デザイン” 掲載 2008年 『Letter Art Review』誌 Vol. 22 No. 2 に作品4点掲載。 2009年 『Letter Art Review』誌 Vol. 23 No. 2 に作品2点掲載。 2010年 『Letter Art Review』誌 Vol. 24 No. 1 に作品1点掲載。 2011年 『Letter Art Review』誌 Vol. 25 No. 2 に作品1点掲載。 2012年 『Letter Art Review』誌 Vol. 26 No. 2 に作品1点掲載。 2012年 『Typography』01号に、“カリグラファーと一緒に欧文フォントをつくる” 掲載 2013年 『Typography』02号に、“カリグラフィを活かした欧文ロゴタイプ” 掲載■書籍デザイン
2005年『欧文書体 その背景と使いかた』(小林章著)のデザインを担当 2008年『欧文書体2 定番書体と演出法』(小林章著)のデザインを担当 2010年『欧文組版 組版の基礎とマナー』(高岡昌生著)のデザインを担当 2011年『Zapf 展 ヘルマン・ツァップ& グドルン・ツァップ カリグラフィーの世界』のデザインを担当